ブルスの勝敗を分ける「前衛での一瞬の攻防」を制するために生まれた、アストロクス88S PRO。
「ヘッドヘビーなのに、なぜこれほどまでに操作が軽いのか?」
「なぜコンパクトな振りで、相手を突き放す鋭い弾きが生まれるのか?」
その秘密は、ヨネックスが誇る最新素材と、常識を覆すフレーム設計に隠されています。
前衛でのタッチの速さに悩みを持つプレイヤーから、決定力をさらに磨きたい上級者まで。
実際にコートで体感した「劇的な進化」と、そのポテンシャルを最大限に引き出す設定を徹底解剖します。
アストロクス88Sプロレビュー!
アストロクス88Sプロの価格
アストロクス88SPRO のヘッドバランス

アストロクス88S PROは、数値上はヘッドヘビーですが、振ってみると不思議なほど取り回しが良いのが特徴です。
「ここぞ」という場面では頭の重さがしっかりシャトルに乗って鋭く沈みますが、
前衛での細かなラケット操作でも遅れを感じません。
パワーと操作性のバランスが絶妙で、攻めのリズムを崩さずに連続攻撃を仕掛けられる実戦向きのバランスです。
アストロクス88SPROの打球感

アストロクス88S PROの打球感は、「狙い通りのコースへ押し込める感覚」が抜群です。
シャトルが面に当たった瞬間、一瞬吸い付くような感覚(ホールド感)があるため、
前衛での繊細なタッチやコースを狙うショットが驚くほど安定します。
ただ硬いだけでなく、インパクトの瞬間にしっかりシャトルを「掴んでから放す」手応えがあるので、打っていて安心感があり、
連続で攻撃を仕掛けてもショットが散らばりません。まさに、自分の手の一部のように扱える心地よさです。
その他のスペック
| 項目 | スペック詳細 |
| 重量 | 4U(平均83g)、3U(平均88g) |
| バランスポイント | ヘッドヘビー(やや先重) |
| 長さ | 670mm(5mm Long) |
| カラー | シルバー/ブラック |
| 推奨テンション | 4U:20-28lbs、3U:21-29lbs |
アストロクス88S PROは、前衛での「操作性」を極めた設計です。
全長を標準より5mm長い670mmに抑えることで、ヘッドヘビーながらも素早いラケットワークを可能にしています。
最新のシルバー/ブラックを纏ったフレームは、高テンションにも対応。
狙った場所へ弾き飛ばす「タッチの速さ」と「パワー」を両立したいプレイヤーに最適なスペックです。
アストロクス88S PRO に最適なガット
前衛での電光石火のラケットワークを支えるアストロクス88S PRO。
その真価を引き出すには、一瞬のチャンスを逃さない「鋭い弾き」と、コースを緻密に狙い撃てる、
「繊細なホールド感」を両立したガット選びが重要です。
パワーヒッター向け
太さ:0.68mm
【特性評価 (10段階)】
反発力:9
耐久性:10
打球音:8
衝撃吸収:6
コントロール:10
アストロクス88S PROの強みである「タッチの速さ」を極めるなら、エクスボルト63が最適です。
独自の「フォージファイバー」による鋭い弾きが、前衛での素早い差し込みやドライブ戦で圧倒的な優位性を生み出します。
スピードを重視するプレイヤーが求める「キレのあるショット」を実現し、電光石火の攻撃力を劇的に高めてくれる組み合わせです。
コントロールプレイヤー向け
太さ:縦糸 0.67mm 横糸 0.61mm
【特性評価 (10段階)】
反発力:10
耐久性:6
打球音:9
衝撃吸収:8
コントロール:10
アストロクス88S PROの操作性にさらなる「精密さ」を加えたいなら、エアロバイトが最適です。
縦糸と横糸で異なる太さとコーティングを採用しており、インパクト時の食いつきが抜群。
前衛での繊細なヘアピンやネットプレーはもちろん、追い込まれた場面での正確なロブも思いのままに。
決定力と緻密なコントロールを両立させたいプレイヤーに理想的な選択です。
アストロクス88S PROの機能性
コンパクトなスイングでもシャトルにインパクト

高弾性カーボンとCFRによる高い剛性が、前衛での高速ラリーでも面ブレを抑え、弾き飛ばすような「タッチの速さ」を生み出します。
さらに、タングステンによる最適な重量配分が、コンパクトなスイングでもシャトルに力を伝えやすく、
決定力のあるショットを可能に。
素早い操作性と攻撃力を高い次元で両立させます。
前衛で強力に弾く

次世代カーボンの素早いしなり戻りが、前衛でのコンパクトな振りに圧倒的な「弾き」をプラスします。
一瞬のチャンスでも鋭いショットを放てる一方、ウルトラPEファイバーが手に伝わる衝撃を吸収。
連続攻撃でも腕の疲れを抑え、最後まで繊細なタッチと力強いプッシュを両立し続けられる安定感をもたらします。
正確な強いショット

新内蔵T型ジョイントが、前衛での死活問題となる「面のブレ」を徹底的に抑えます。
これにより、高速ラリーのなかでシャトルを捉えても面が安定し、狙い通りのコースへ正確に打ち抜くことが可能です。
ヘッドヘビー特有のパワーを維持しつつ、繊細なネットプレーや厳しい角度へのプッシュでも高い精度を約束する、操作性の要といえる技術です。
アストロクス88S PROを実打レビュー!使用メリットを詳しく解説!

レシーブの使用感

相手のスマッシュに対して「面を作る速さ」が段違いです。
ヘッドヘビー特有の重さを感じる暇もなく、全長が短いおかげで差し込まれた場面でもスッとラケットが出てきます。
インパクトの瞬間も、手に伝わる振動が驚くほど少なく、狙ったコースへ「パチン」と弾き返せる感覚。
相手の強打を吸収するだけでなく、そのまま鋭いドライブで押し返せる、
まさに「守りから攻めへ」一瞬で切り替えられる実戦向きのラケットですね。
ドライブの使用感

「手に吸い付くような操作性」を実感できます。
ヘッドヘビーでありながら、全長が短い設計のおかげでラケットの切り返しが非常にスムーズです。
高速なラリーの応酬でも振り遅れることなく、瞬時に面を合わせられます。
さらに、最新素材の復元力によって、当てるだけのショットでも鋭く低く伸びていくため、
前衛で主導権を握り続けたいプレーヤーには最高の打感です。
スマッシュの使用感

スマッシュを放った瞬間、まず驚くのが「振り抜きの速さ」です。
全長が短い分、トップヘビー特有の重さを感じることなく、鋭く腕を振り切ることができます。
捉えた瞬間の手応えは非常にクリア。
ヘッドの効きがシャトルに力を乗せてくれるので、コンパクトなスイングでも「突き刺さる」ような低くて速いスマッシュが打てます。
フルスマッシュはもちろん、前衛で沈めにかかるプッシュ気味のショットで最大の武器になると感じました。
アストロクス88S PROにおすすめのプレイヤー
アストロクス88S PROの特性を最大限に活かせる、おすすめのプレイヤー像を3つの視点で解説します。
攻守の切り替えで主導権を握る「前衛職人」

ダブルスにおいて、ネット前での素早いタッチやプッシュ、ヘアピンを多用するプレイヤーに最適です。
全長が5mm短い設計による圧倒的な操作性が、高速ラリーでの振り遅れを防ぎます。
一瞬のチャンスに反応し、鋭い弾きで相手の隙を突く「スピード感のある攻撃」を重視する方に、これ以上ない武器となります。
精密な配球でラリーを組み立てる「コントロール重視派」

新内蔵T型ジョイントによる高い面安定性を活かし、狙ったコースへ正確に打ち込みたいプレイヤーにおすすめです。
ヘッドヘビーながらも「球持ちの良さ」を感じられる設計のため、レシーブ時にシャトルをコントロールしやすく、
相手の強打を逆手に取った鋭いドライブやカウンターで、ラリーを自在に操りたい方に適しています。
コンパクトなスイングで連打を繰り出す「攻撃型プレイヤー」

大きなテイクバックを取る余裕がない場面でも、最新素材の復元力によって「コンパクトな振りでシャトルを伸ばす」ことが可能です。
後衛からのフルスマッシュよりも、中前衛での連続的なアタックや、沈み込むようなショットで相手を追い詰めたいタイプにマッチします。
スタミナを温存しつつ、高精度な攻撃を継続したい上級者に理想的です。
アストロクス88Sプロの口コミ

X(旧Twitterの口コミ)
アストロクス88S プロはイメージ通りのヘビーバランス。 ゲームはイーブンバランスで軽い振り抜きですね。 4U使うならやっぱりプロかな~参照:x.com
最初は『シングルスでは使わないかもな…』と思っていましたが、ボディ周りの取り回しの良さと、回転させながら打ってる感じが馴染んできた!参照:x.com
88Sは、使いやすかったのですが、 ナノフレアの方が私には合った気がしたんです~。参照:x.com
アストロクス88Sプロ使ってる人いたけどえげつない打球音だった参照:x.com
アストロクス88D(3年)からアストロクス88Sプロ(半年)に変えての使用感としてはヘッドも軽くなりしなりもあり扱いやすさは段違い。
なんと言ってもゲームや2、3時間打ってもDの時はクタクタになって疲れ果ててたけど、Sプロは疲れずらくなって体力がもつようになった事が大きかった。参照:x.com
アストロクス88S PROを使用しているプロ選手
| 使用選手 | 嘉村健士コーチ | 広田彩花選手 | 永原和可那選手 | ペク・ハナ選手 | キム・ソヨン選手 |
| 所属 | YONEX | 丸杉 | 北都銀行 | 韓国 | 韓国 |
| 種目 | 男子ダブルス | 女子ダブルス | 女子ダブルス | 女子ダブルス | 女子ダブルス |
ポイント
男女ともに多くの前衛のダブルスプレイヤーに使用されています。
日本代表の霜上選手やジャパンオリンピック代表であった嘉村健士氏が愛用しています。
現在は使用していませんが、インドネシア男子ダブルス代表で元世界ランク1位のスカムルジョ選手も使用していました。
アストロクス88S PROと88S TOURとの比較

PROモデルは素材の剛性が高いため、インパクトの瞬間にシャトルを「潰して弾く」感覚が非常に強く、
低く鋭い弾丸のようなドライブやプッシュを連打する展開で圧倒的な威力を発揮します。
狙ったコースへの再現性が高く、ミリ単位のコントロールを求めるシビアな場面でも面が負けません。
一方のTOURモデルは、フレームにわずかな「溜め(しなり)」があるため、
タイミングが多少ズレてもシャトルを拾いやすく、レシーブを奥まで飛ばすような粘り強いプレーに向いています。
「一撃のキレとスピード」を突き詰めて前衛で仕留めきるならPRO、
「柔軟なラケットワークでミスなく繋ぐ」ならTOUR
という、プレー環境に応じた明確な差が出ます。
まとめ
アストロクス88S PROは、レシーブのしやすさや高い操作性が特長で、ダブルス前衛のプレイヤーに特に適したラケットです。
速い展開の中でも安定したコントロールが可能で、精度の高いプレーを求める方におすすめです。
購入を検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
その他のおすすめラケット