ヨネックスの名作「アークセイバー7 TOUR」を徹底レビュー!独自の「球持ち感」を継承しつつ、
上位モデルよりもしなりやすく設計された本作は、少ない力で楽に飛ばしたい中級者やダブルスプレーヤーに最適です。
PROとの違いやおすすめのガット、向いている人の特徴を詳しく解説します!
是非ともご覧ください。
アークセイバー7ツアーをレビュー!
アークセイバー7ツアーの価格
ラケットの重さ
アークセイバー7ツアーのラケットの重さは4U(平均 83g)です。
4U(平均 83g)の重さはバドミントンラケットの平均的な重さです。
【ラケット重さ基準】
| 2U | 重い | 90g〜95g |
| 3U | 少し重い | 85g〜89g |
| 4U | 普通 | 80g〜84g |
| 5U | 軽い | 75g〜79g |
| 6U | 超軽い | 70g〜74g |
| 2F | 最上級に軽い | 65g〜69g |
バドミントンラケットは、特殊ラケットを除き、3Uまたは4Uのラケットの重さで作られています。
今回のアークセイバー7は、4U(83g)の標準的な重さのラケットですが、ラケットはヘッドバランスによって重く感じたり、軽く感じたり、その人によって異なります。
以下のヘッドバランスをご覧ください。
ヘッドバランスについて

ヨネックスのアークセイバー7 ツアー(ARCSABER 7 TOUR)のバランスは、「イーブンバランス」です。
アークセイバーシリーズ共通のコンセプトである「くわえ込む球持ち」を継承しており、
極端にヘッドが重かったり軽かったりしないため、非常に操作性に優れた設計になっています。
シャフト(打球感)の硬さor柔らかさ

アークセイバー7 ツアーの打球感は、シリーズ特有の「球持ちの良さ」を活かしつつ、非常に扱いやすくマイルドに仕上げられています。
スペック上の硬さは「標準」ですが、硬さのある他のラケットと比較するとシャフトがわずかに柔らかく、
少ない力でもしっかりしなりを感じられるのが特徴です。
インパクト時にシャトルをグッと掴む感覚があるため、
コントロールが定まりやすく、腕への衝撃も少ないため長時間のプレーでも疲れにくい、
非常にバランスの取れた打球感と言えます。
シャフトが柔らかいとプレーにどのような差が生まれるのか、
シャフトの硬さを比較した以下の表をご参照下さい。
| スマッシュ | ドライブ | クリア | コントロール | |
| シャフト柔い | 弱い | 弱い | 強い | 簡単 |
| シャフト硬い | 強い | 強い | 弱い | 難しい |
アークセイバー7PROと7ツアーの比較!
ARCSABER 7 PROは、ヨネックスの最新技術を凝縮した日本製のフラッグシップモデルです。
一方、ARCSABER 7 TOURは台湾製で、PROの設計思想を継承しつつコストパフォーマンスを高めたモデルとなっています。
両モデルの主な違いを以下の表にまとめました。
| 価格 | ¥30,000前後 | ¥22,000前後 |
| 生産国 | 日本 | 台湾 |
| 対象プレーヤー | 上級者・競技者 | 中上級者 |
| 特徴 | 精密なコントロールと高い復元力 | 扱いやすさとコストパフォーマンス |
| フレーム素材 | 高弾性カーボン+POCKETING BOOSTER | 高弾性カーボン+POCKETING BOOSTER |
| シャフト素材 | 高弾性カーボン+Ultra PE FIBER | 高弾性カーボン |
7PROと7ツアー/主な違いのポイント
結論として
より高い精度と繊細なタッチを求める競技者の方は日本製のARCSABER 7 PROを、
性能と価格のバランスを重視し、楽にシャトルを飛ばしたい中上級者の方はARCSABER 7 TOURを選ぶのがおすすめです。
普通のラケットだと、打った瞬間に「ジーン」という嫌な震えが手に残ることがありますが、このラケットにはそれが一切ありません。
特殊な素材が衝撃をスッと吸収してくれるので、インパクトの瞬間のシャトルの重みだけが「トンッ」と心地よく伝わってくる感覚です。
狙ったところにピタッと運べる安心感があり、まるで自分の手の延長でシャトルを扱っているような、抜群のコントロール性能を実感できます。
フレームの形状がPROと同じなので、打った瞬間にシャトルをグッと包み込むような独特のホールド感がしっかり生きています。
高級素材をあえて削ぎ落としたことで、かえってシャフトが素直にしなってくれる感覚があり、
フルスイングしなくてもシャトルを遠くまで運んでくれます。
「手の届きやすい価格ながら、アークセイバーらしさを一切妥協していない」という、
作り手の誠実さが伝わってくるような使い心地です。
アークセイバー7ツアーにおすすめのガット
ヨネックス社は以下のストリングを推奨しています。
ハードヒッター
【エクスボルト65】
太さ:0.69mm
【特性評価 (10段階)】
反発力:10
耐久性:8
打球音:9
衝撃吸収:8
コントロール:10
エクスボルト65は、特に高速ショットを武器としつつも、オールラウンドな性能を求める中級者から上級者向けのガットと言えるでしょう。
バランスの取れたプレースタイルを持ち、技術的な向上を目指すプレイヤーにおすすめです。
コントロールプレイヤー
【エクスボルト63】
太さ:0.63mm
【特性評価 (10段階)】
反発力:10
耐久性:7
打球音:10
衝撃吸収:7
コントロール:10
総じて、エクスボルト63は攻撃的なプレースタイルを持ち、パワーとスピードを重視する中級者から上級者向けのガットと言えます。
特にスマッシュやクリアなどの強打を多用するプレイヤーにおすすめです。
アークセイバー7ツアーにおすすめのプレイヤー

ARCSABER 7 TOURは、「操作性」と「楽な飛び」を重視する中上級プレーヤーに最もおすすめのモデルです。
具体的にどのようなプレイヤーに合うのか、3つのポイントで解説します。
レシーブやラリーを中心に組み立てる方
このラケットはイーブンバランスで取り回しが非常に良く、
相手の強打を正確にコントロールして返すレシーブ力に長けています。
自分から攻め抜くよりも、粘り強く繋いでチャンスを作るプレースタイルに最適です。
少ない力でシャトルを飛ばしたい方
上位モデルのPROよりもシャフトがわずかに柔らかく設計されているため、「しなり」を使いやすいのが特徴です。
-
中級者の男性・ジュニア選手: クリアやハイバックを楽に奥まで飛ばしたい場合
-
女性プレーヤー: 腕への負担を抑えつつ、操作性を確保したい場合
ダブルスで前衛やドライブを多用する方
振り抜きが軽快なため、ネット前での素早いラケットワークが求められるダブルスプレーヤーに向いています。
タッチの速さと、コースを狙い撃つ繊細なコントロール性能が武器になります。
おすすめのターゲットまとめ
-
レベル: 中級者、ステップアップを目指す初中級者
-
スタイル: 守備重視、コントロール重視、ダブルスプレーヤー
-
年齢層: ジュニアからシニアまで幅広く対応
逆にこんな人には向かない

ARCSABER 7 TOURは非常にバランスの良い名作ですが、
プレースタイルによっては物足りなさを感じる場合があります。
以下のような方には、別のモデルを検討することをおすすめします。
一撃必殺のパワーショットを求める方
イーブンバランスで扱いやすさを優先しているため、
ヘッドヘビーなラケットのような「重いスマッシュ」を叩き込むのには向きません。
パワー重視ならボルトリックやアストロクスシリーズの方が満足度は高いはずです。
超高速展開での「弾き」を最優先する方
「球持ち(ホールド感)」が売りのラケットなので、
シャトルを当てた瞬間に弾き飛ばすようなスピード感を求める方には、
少し球がラケットに乗りすぎる(=球離れが遅い)と感じる可能性があります。
「最高峰の性能」という所有感にこだわりたい方
TOURはあくまで中上級者向けのコストパフォーマンスモデルです。
素材の復元力や打球感の鮮明さにおいて、やはり日本製のPROモデルとは超えられない壁があります。
道具に妥協したくない競技志向の方は、最初からPROを選んでおくのが無難です。
まとめ:アークセイバー7 TOURは「扱いやすさ」の極み
アークセイバー7 TOURは、独自の球持ち感と柔らかな操作性を両立した、中級者やダブルス層に最適な一本です。
PRO譲りのコントロール性能を持ちつつ、少ない力で楽に飛ばせる設計は、
ジュニアやシニア、女性にも優しく寄り添います。
コストを抑えつつ、質の高いラリーを展開したい方はぜひ手に取ってみてください!
その他のおすすめラケット
