バドミントンのグリップで細いグリップと太いグリップに分けられますが、
双方のメリットとデメリットを以下に解説いたします。
また、グリップの調整方法も解説しています。
グリップサイズが気になる方は是非ともご覧ください。
バドミントンのグリップサイズ!
バドミントンラケットのグリップサイズはGで表記または数字だけで表記されています。
例えば、
・4U6
・4U G6
赤文字の部分がグリップサイズです。
また、赤文字の数字の部分が小さくなるほどグリップサイズは太くなります。
G6=細い
G5=普通
G4=太い
このように記載されていますのでご自身の適正なグリップサイズを確認した上でラケットを購入することが大切です。
細いグリップのメリット
・操作性が高くなる
・ラケットの握り変えがしやすい
・G6は人気
ラケットの握り変えがしやすいため操作性が高くなります。
例えば、バックハンドからフォアハンドなど早めに切り替えることができると、速いドライブを打つことができます。
また、レシーブでも素早く握り変えができることによって相手のコート奥までしっかりとレシーブしやすくなります。
上手いプレイヤーほどラケットの握り変えが速いと言われており、多くのプレイヤーが細いグリップを好みます。
細いグリップのデメリット
・スマッシュなどに力が入らない時もある
・夏はラケットが手から離れやすい
細いグリップを使用する唯一のデメリットはスマッシュに力が入らない時もあることです。
特に手の大きい男性の場合、細いグリップは力が入りにくくスマッシュなどのパワーが抑制されてしまいます。
また、夏はラケットのグリップが汗で滑ることが多く、手が大きい方はラケットが滑って力が入りにくいきっかけも作ります。
そのため、適切なグリップサイズを選び夏は滑り止めを付けるなどの対策も必要です。
太いグリップのメリット
・スマッシュが速くなる
・安定感のあるショットを放ちやすい
太いグリップでスマッシュを打つと球が速くなります。
これは、力がグリップへ直接伝わりやすいためです。
しかし、万人が太いグリップにするとスマッシュが走るという訳ではありません。
あくまで手の大きい方が適切なグリップサイズを使用した時にこの力はグリップへ伝わります。
また、しっかりとグリップを握れるため安定したコントロールショットを放ちやすくなります。
太いグリップのデメリット
・操作性が落ちる
・握り変えが難しい
グリップが太いことでフォアハンドからバックハンドなど握りかえる時に遅れます。
特にダブルスでは強いドライブを必要とするため素早い握り変えをしなくてはなりません。
相手のスピードが速いほど素早さが必要になります。
グリップの調整方法
グリップを細くしたいという方におすすめの方法を1つ紹介します。
「元グリップを外すこと」です。
元グリップとはラケット購入時に備え付けられているものです。
この元グリップを全て剥がすことで木目が現れます。
その木目の上からアンダーラップやグリップを巻くことで調節することができます。
以下にぐっちゃんねるさんの分かりやすい動画がありますので参考にされてください。
まとめ
ここまでグリップサイズの細いor太いのメリット/デメリットを紹介しました。
グリップサイズを変更したい場合やラケットを新たにご購入される時は、ご自身のプレースタイルと手の大きさを検討して調整またはご購入されてください。