テツバド

バドミントンのガットテンションを強く・弱く張るとどうなる?プロ選手のテンションも紹介!

テツバド

バド競技歴25年|社会人/ジュニアのクラブ代表|大手スポーツ店協力のもとラケットを実際に累計100本以上試打したものを紹介しています

バドミントンのガットは本来はストリングと呼ばれますが、多くの方が馴染みのあるガットと以下に記載させていただきます。

バドミントンプレイヤーであれば強く張るとどうなるのか興味のある方も多いと思います。

ガットを強く張るメリットやプロのガットテンションを紹介いたします。

是非ともご覧ください。

 

強く張ると?

スマッシュが速くなる!

30ポンド以上で張ると金属音みたいな音になります。

また、良質なシャトルを使用するとスマッシュは銃声のような音になり気持ちよくバドミントンができます。

中級者以上のスマッシュ力が欲しいというプレイヤーにおすすめです。

 

クリアが飛ぶ!

シャトルの種類にもよりますが、強く張ることでクリアは飛びます。

特にバックハンドで飛ばすことが苦手というプレイヤーはガットを強く張ることでコート奥まで飛ばすきっかけを作るかもしれません。

 

速いドライブが打てる!

スマッシュが速くなると同じ原理ですが、ドライブスピードも速くなります。

低く速い展開をしたいプレイヤーは強く張ることをおすすめします。

 

弱く張ると?

レシーブしやすい!

ガットを弱く張るとシャトルがラケットに当たり跳ね返るまで時間が長くなり、反対に強く張ると時間が短くなります。

この違いを人の目で見ることはできませんが、レシーブの感覚を掴みやすく上達するきっかけを作ります。

 

スウィートスポットが広くなる!

スウィートスポットはガットを強く張るほど狭くなり、弱く張ると広くなります。

そのため、ラケットの中心部分から少しズレても十分シャトルにエネルギーを伝えられます。

 

シャトルコントロールしやすい!

上述した時間的余裕が生まれるメリットと同じ原理ですが、スマッシュなどの打ったシャトルをコントロールしやすくなります。

また、スウィートスポットが広がることによってシャトルにエネルギーを伝えつつシャトル

 

プロ選手のテンション!

日本のトッププレイヤー達のラケットやガットテンションを紹介している動画です。

多くのプレイヤーが30ポンド以上で張っておりスピード感を求めたプレーをします。

 

こんな人に強いガットはおすすめしない!

ガットを節約したい!

ガットを強く張るほど耐久性は低下します。

例えば、30ポンド以上で張ると1回〜5回の練習程度で切れるため節約したい方にとっては強いガットはおすすめできません。

 

バドミントン初心者!

バドミントンをこれから始める方にとって強いテンションは必要ありません。

弱く張ることでシャトルをコントロールしやすく感覚を掴みやすくなるためです。

また、初心者の場合シャトルをラケットの中心部分に当てることが難しく、ラケット面の中心よりズレた部分で捉えることが増えるため、ガットの切れやすさを誘発します。

初心者におすすめのガットテンションは18ポンドから22ポンドです。

ガットの種類にもよりますが、耐久性のあるガットであれば1ヶ月間毎日練習したとしても切れることはないでしょう。

 

まとめ

ガットテンションについていかがでしたか。

ポイントは強く張ることで強いスマッシュやドライブを放つことができます。

中級者以上のプレイヤーはガットを強く張ってみてはいかがでしょうか。

 

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