アストロクス88の後継モデルとしてアストロクス88Sプロとアストロクス88Sゲームが発売されましたが、2024年4月にアストロクス88Sツアーが発売されます。
アストロクス88Sと言えば、ダブルス前衛型選手に人気のラケットです。
詳しくレビューしていますので、是非ご覧ください。
アストロクス88Sツアーをレビュー!
アストロクス88Sツアーの価格
ヘッドバランス
アストロクス88Sツアーはヘッドヘビーのラケットです。
ラケットのスイングスピードが速いほど遠心力によりシャトルにインパクトを与えます。
シャフト/フレームの硬さ
アストロクス88Sツアーはやや硬さのあるラケットです。
シャフトが硬い・柔らかいとプレーにどのような差が生まれるのか、以下の表をご参照下さい。
スマッシュ | ドライブ | 面のスポット | コントロール | |
シャフト柔い | 弱い | 弱い | 広い | 簡単 |
シャフト硬い | 強い | 強い | 狭い | 難しい |
ラケットの重さ・グリップの太さ
U=重さ
G=グリップの太さ
4U5G、4U6G
3U4G、3U5G、3U6G
上記の5種類の重さとグリップの太さから選ぶことができます。
【ラケット重さ基準】
2U | 重い | 90g〜95g |
3U | 少し重い | 85g〜89g |
4U | 普通 | 80g〜84g |
5U | 軽い | 75g〜79g |
6U | 超軽い | 70g〜74g |
2F | 最上級に軽い | 65g〜69g |
スマッシュにインパクトを加えたい方は3Uを選択し、素早いラケットワークも求めたいという方は4Uを選択して下さい。
アストロクス88Sツアーにおすすめのガット
【ハードヒッター】
太さ:縦糸0.72mm 横糸0.61mm
【コントロールプレイヤー】
太さ:縦糸 0.67mm 横糸 0.61mm
アストロクス88Sツアーの機能
飛行機の素材を使用
飛行機を飛ばすためには軽い素材で、乗客の安全を守るために強固な素材を使用しています。
アストロクス88Dツアーも同じ上記画像のようなNmad(エヌムアド)という素材を使用し、軽くしなりに強い強固な素材でできています。
例えば、"しなる" 釣り竿と鉄のように硬い釣り竿を使用した場合、"しなる” 釣り竿の方が、針につけた餌を遠くに飛ばすことができます。
この素材(Nmad)も同じような原理で、"しなり" から強烈なスマッシュやドライブを可能とします。
ブレないラケット!
ラケットの「固定とねじれ」の双方を併せ持つ素材を使用しています。
ラケットのフレーム部分を固定し"ブレ"を抑え正確なショットを狙えるようにしています。
「ねじれ」はラケットを振った時にシャトルへインパクトを与えるための大きさを表し、正確なインパクトのあるショットを可能とさせるラケットです。
アストロクス88Sプロと88Sツアーの違い
日本製か台湾製かの違いだけです。
同じ素材を使用しており強度も変わりません。
アストロクス88Sプロは日本製でアストロクス88Sツアーは台湾製になります。
この両者の大きな違いは価格の差にあると言えます。
日本製として作られたラケットは厳しい検品を通り世の中に販売されている一方で、台湾製は検品が緩く大量生産しやすいためこの価格となっています。
その分、台湾製はメッキの剥がれが早かったりというデメリットがあげられます。
しかし、強度や使用している素材は変わりません。
コストを抑えてラケットが欲しいという方はストロクス88Sツアー、しっかりと検品された日本製のラケットが欲しい方はアストロクス88Sプロがおすすめです。
まとめ
アストロクス88Sツアーはいかがでしたか。
ポイントはダブルスで前衛に入る機会が多い方やレシーブ力を付けたいという方におすすめのラケットです。
守備から攻撃に転じたプレーをしたいという方は是非使用してみてはいかがでしょうか。
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