2024年パリ五輪の代表選手の紹介と実際に使用しているラケットを紹介いたします。
※紹介するラケットは上級者向けのラケットしかありませんのでご留意ください。
男子シングルス(第1代表)
奈良岡 攻大 選手(NTT東日本)
【RYUGAIIPRO(VICTOR)】
シャフト:硬い
バランス:ヘッドヘビー
重さ:3U、4U
以前はYONEXのアストロクス99プロを使用していました。現在はVICTOR製のラケットを使用しています。
販売数が少なく国内では珍しいラケットであるため、正直なところ詳しいスペックかよく分かりません。
しかし、ラケットを変更してから奈良岡選手は国際大会の勝ち数が増えているのは確かです。
男子シングルス(第2代表)
西本 拳太選手(JTEKT)
【RYUGAIIPRO(VICTOR)】
西本選手も奈良岡選手と同じラケットやシューズを使用しています。
西本選手はMIZUNOのラケットを使用していましたが、奈良岡選手と同じ時期にVICTORと契約を結びそのラケットやシューズ等を使用しています。
女子シングルス代表(第1代表)
山口 茜 選手(再春館製薬所)
【アストロクス100ZZ(YONEX)】
硬さ・重いヘッドを組み合わせ振り抜きも良く、前衛と後衛タイプのオールラウンドに扱いやすいラケットで、他のプロ選手にとても人気となっています。
女子シングルス(第2代表)
大堀 彩 選手(トナミ運輸)
【アークセイバー11プロ(YONEX)】
大堀選手は左利きの選手です。
169㎝と日本人選手としては長身で、その長い手足を武器として多彩なショットを放ちます。
また、左利きから放つインパクトのあるスマッシュと正確なショットが結果を生み出しています。
男子ダブルス代表
小林 優吾 選手(トナミ運輸)
【デュオラZストライク】
シャフト:硬い
バランス:ややヘッドヘビー
重さ:2U、3U (小林選手は3Uを使用しています)
小林選手は角度のあるスマッシュが持ち味です。
ダブルスでは後衛タイプの選手で海外選手も小林選手が放つスマッシュに対応できないほど速いスマッシュをこのラケットで放ちます。
保木 卓郎 選手(トナミ運輸)
【アストロクス100ZZ】
保木選手はダブルスで前衛タイプの選手です。
保木選手の持ち味は前衛の速いタッチで相手の甘いレシーブを逃しません。
このラケットはヘッドヘビーのラケットですが操作性が高いと言われプロの選手にも人気のラケットです。
女子ダブルス(第1代表)
志田 千陽 選手(再春館製薬所)
再春館製薬所に所属し松山選手とダブルスを組み数々の国内外で数々のタイトルを獲得してきました。
以前は後衛型タイプの選手でしたが近年は前衛も強化したことで強くなったと言われています。
使用しているナノフレア800プロは正確なコントロールショットを放ちやすく、レシーブもしやすいラケットです。
松山 奈未 選手(再春館製薬所)
【ナノフレア700】
再春館製薬所に所属し志田選手とダブルスを組み数々の国内外で数々のタイトルを獲得してきました。
以前は前衛型タイプの選手でしたが近年は後衛も強化したことで強くなったと言われています。
ラケットの重心がヘッドライトという特徴から正確なショットを放つことができます。
女子ダブルス(第2代表)
永原 和可那 選手(北都銀行)
永原選手は後衛タイプの選手です。
身長は170㎝あり日本人の女子選手には数少ない長身選手。
抜群のスタミナによって強いスマッシュを打ち続けることができます。
しかし、アストロクス88S PROは主に前衛型のラケットです。操作性が高く抜群にレシーブしやすいラケットになります。
松本 麻佑 選手
【ナノフレア800PRO】
177㎝と長身選手ですが、前衛タイプの選手です。
高い壁となり相手の甘いレシーブは許しません。
操作性も高くナノフレアシリーズでは2番目にシャフトの硬いラケットです。
混合ダブルス代表
渡辺 勇大 選手(BIPROGY)
HALBERTEC 9000
シャフト: やや硬め
ヘッドバランス : イーブン~ヘッドヘビー
重さ : 3U→重、 4U→中
リーニンのラケットについては国内における販売店が数少なく正直よく分かりません。
渡辺選手のラケットで詳しいスペックが知りたいという方は以下リンクの販売店をご参照ください。
東野 有紗 選手 (BIPROGY)
【アークセイバー11プロ(YONEX)】
東野選手は前衛タイプの選手ですが、後衛ではジャンピングスマッシュなどアグレッシブなプレーをします。
そのため、前衛/後衛ともにバランスが取れて扱いやすいアークセイバー11プロが似合っているのではないでしょうか。
まとめ
以上でパリ五輪代表選手のラケット紹介を終わります。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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