こちらのコンテンツでは、バドミントンに必要な筋力トレーニング方法を解説しています。
普段はリハビリの専門士として仕事をし怪我をした多くのトップアスリートと関わりを持つことができました。
そこで、バドミントンにおけるトップアスリートに共通している筋肉の発達場所を厳選し紹介いたします。
バドミントンのトレーニングでレベルアップし試合に勝ちたい方の参考になれれば幸いです。
鍛える場所を把握!
まず、鍛える場所を把握することが大切です。
バドミントンの悩みはその人によって異なります。
例えば
「スマッシュが遅い」「クリアが飛ばない」
「フットワークが遅い」
他の人と自分を比較すると悩みを抱えてしまう場合や指導者であれば、もっとスマッシュスピードを選手に上げて欲しいなど思うこともあります。
しかし、弱点と呼ばれることを把握してもトレーニング方法が分からず、とりあえず腕立て伏せなど基本的なトレーニングをしてしまう方も多くおられます。
そこで、以下に弱点を克服できるように以下にトレーニング方法を詳しく解説いたします。
上半身の鍛え方(トレーニング)
上半身と言えばおへそから上、つまり上肢と体幹になります。体幹については、別に後述しています。
上肢は肩から手にかけての部位です。
上肢を鍛えるメリット
まずは肩を鍛えることで、スマッシュスピードやクリアに変化をつけることができます。
特にバドミントン選手は利き腕の三角筋と肩甲骨周りの筋肉が発達しています。
上肢のトレーニング方法
この筋肉の柔軟性と瞬発性を鍛えることによって、コンパクトな振りでも素早いスマッシュを打つことができます。
肩の詳しいトレーニング方法は以下のコンテンツをご参照ください。
次に前腕から手にかけての筋肉を鍛えます。
まず、手の筋肉を鍛えても効果はありません。前腕の筋肉を鍛えることで手首を鍛えることができます。
ラケットの芯にしっかりと当てることができる方であれば、手首を鍛えることでさらにスマッシュスピードを上げ、バックハンドにおけるクリアも手首で飛ばすことができます。
その詳しい方法は以下のコンテンツをご覧ください。
下半身の鍛え方(トレーニング)
下肢を鍛えるメリット
バドミントンで下半身のトレーニングを行うと素早いフットワークを行うことができます。
しかしこれは、体重(脂肪や筋肉量)によって遅くなる場合もあります。
例えば、全身に脂肪や筋肉が多い方であれば、その分重さを感じフットワークにも影響します。
特に、太もも(大腿部)の筋肉はつきやすく重すぎると素早い動きはできません。
下半身のトレーニング方法
鍛える場所としては、ふくらはぎ(下腿)の筋肉です。
ふくらはぎ(下腿)の筋肉を鍛えることによって、バネのような跳躍力によって素早いフットワークを可能とします。
詳しいトレーニング方法は以下のコンテンツをご覧ください。
体幹の鍛え方(トレーニング)
体幹を鍛えるメリット
バドミントンでは、スマッシュを打った後やフットワークによって身体をもとの位置に戻して構えなければなりません。
この身体を定位置に戻す動作が早ければ早いほど準備を整えることができます。
そのため、良い体勢でスマッシュを打つことやレシーブなどができます。
また、体幹を鍛えることで安定感が増し素早いフットワークも可能とします。
体幹のトレーニング方法
詳しいトレーニング方法は以下のコンテンツをご参照ください。
柔軟性の鍛え方(トレーニング)
柔軟性を鍛えるメリット
バドミントンでは筋肉を鍛えるだけでは、効果がありません。
柔軟性があることでバネの様な身体となりスマッシュやフットワークに速さをもたらす効果があります。
反対に柔軟性の無い硬い筋肉を作ってしまうとスマッシュスピードなどパフォーマンスが下がってしまいます。
柔軟性のトレーニング方法
よく関節が柔らかいと聞くことが多いと思いますが、筋肉がバネの様に柔らかいと同じ意味です。
柔軟性は主にストレッチで柔らかくなりますが、そのストレッチの方法を以下に詳しく解説いたします。
精神面の鍛え方(トレーンング)
バドミントンの試合で緊張される方も多いと思います。
トップアスリートで毎月のように試合がある選手でも緊張すると語っています。
緊張することによって、普段の練習のように力を発揮できずミスが多くなるという方もおられます。
そこで、試合で緊張しない方法を科学的な根拠とともに以下のコンテンツに紹介いたします。
ジュニア向けの鍛え方(トレーニング)
小学生でも体格差は異なりますが、この体格差によってハンディを背負ってしまうというのも事実です。
この成長過程に私たち一般人と同じ肉体的なメニューを行うと返って怪我をしやすくなります。
そこで、このコンテンツでおすすめするのは、脳を鍛える方法です。
大人になって脳を鍛えることはできませんが、ジュニアであれば大きく成長させることができます。
バドミントンで使える脳は、相手がコートのどこにいるか空間認識能力、今どこへ打つことがベストなのか判断力、素早いスピードに対応できる反射神経など、他にも記憶力や運動能力を鍛え、潜在能力を引き出す力を秘めているのが脳です。
普通の生活をしていれば普通に成長する脳ですが、成長させるためはピアノが良いと言われています。
中国のバドミントン選手=リンダンをご存知でしょうか。
彼は運動神経や反射神経に長けておりオリンピックでも金メダルを獲得した中国のバトミントン界で英雄と呼ばれている選手です。
彼も、幼少期にピアノを演奏していたそうです。この根拠を詳しく説明したコンテンツは以下をご参照ください。
まとめ
バドミントンでは、全身の筋肉を使用すると言われていますが、鍛え方によっては筋肉量がつき硬い筋肉になってしまい、反対にパフォーマンスを落としてしまう場合もあります。
筋力トレーニングを行う場合は柔軟性とセットで行うことをおすすめします。
