バドミントンのスマッシュでは、打点が高いほど相手はレシーブをしにくくなります。
また、角度に高低差をつけることで相手は困惑し甘いレシーブを誘うきっかけとなり、より有利に試合展開を運ぶことができます。
また、男子ダブルスでは、多くの選手がジャンピングスマッシュを打ち続け、より攻撃力の向上に繋がるのでは無いでしょうか。
今回は、そのジャンピングスマッシュを打つ時に、必要な跳躍力を向上させるために、必要な筋力やトレーニング方法を紹介致します。
ジャンピングスマッシュのメリット
ジャンピングスマッシュの良い所は、打点が高い位置になることです。
ジャンピングスマッシュを打つことで、打点が高くなり、相手は低い位置でレシーブをしなければなりません。
そのため、相手からの返球は甘く、相手がレシーブしにくい箇所にスマッシュを放つと前衛で処理し、いい形で点数を取ることができます。
しかし、せっかくジャンプをしても浮いた球になると、相手からドライブ気味の打球となり最悪の場合、カウンター等で逆に押し込まれてしまうこともあります。
そのため、より高い打点で打つ必要があります。
この打点が高ければ高いほど、相手は返球しにくいでしょう。
必要な筋力は?
動画で観る
コチラの動画は科学的に証明されている方法です。

「論文で解決-筋肉と栄養を科学する」というユーチューブで人気のチャンネルとなっています。
是非、コチラの動画もご覧ください。
① 鍛える方法はコレ!
下半身の後ろの筋肉で大臀筋・腓腹筋です。
大臀筋はお尻の筋肉で腓腹筋はふくらはぎの筋肉になります。
特に大臀筋は人体の中でもかなり大きな筋肉で鍛えやすい箇所です。
鍛え方は以下の動作で鍛えることが可能です。
・大臀筋に鍛え方=スクワット
・腓腹筋の鍛え方="かかと"の上げ下ろし
ジムへ行かれる方は写真のような機器(レッグプレス)で鍛えられます
回数には個人差がありますが、翌日に筋肉痛があった場合には、そのトレーニングは成功と言えます。
② 鍛える筋肉はコレ!
動画でも紹介されていますが、上記のようなウエイトベストの使用です。
"オグシオ"で知られる元オリンピック選手もウエイトベストを着用して練習をしていました。
実際に跳躍力も向上すると科学的に証明されているため、これを着用して練習してみることもジャンプ力が身に付くのきっかけともなります。
③ 鍛える方法はコレ!
体脂肪を落とすことです。
やはり体脂肪が多い方ほどジャンプ力は上がりにくく、筋肉に買えない限りジャンピングスマッシュは容易ではありません。
しかし、体脂肪だけを落とせばジャンプ力が上がるというわけではなく、しっかりとした食物繊維や高タンパク食(プロテイン)などを摂取することが大切です。
体脂肪を落としたいという方は以下のコンテンツも参考にされてください。
④ 鍛える方法はコレ!
4つ目はストレッチです。
下半身の柔軟性によって跳躍力はアップします。
反対に関節が硬いとパフォーマンスは低下しジャンプ力の向上は見込めません。
しっかりとした柔軟性を作りジャンプ力アップを目指しましょう。
ジャンピングスマッシュ実践的な方法
ここまでジャンプ力を上げる方法を紹介いたしましたが、バドミントンではジャンプ力だけを鍛えても実践的に使用できる訳ではありません。
シャトルが落ちるタイミングや基礎的なフットワークをしつつジャンプをしてショットを放たなければなりません。
このような複雑な動作は、ジャンプ力があったとしても練習を積まなければ、実際にジャンピングスマッシュを放つことはできません。
そこで、この記事を読んでくれている方へ効率的にジャンピングスマッシュを習得できる方法を以下に掲載いたします。

まとめ
いかがでしたでしょうか。バドミントンでは、必ずジャンピングスマッシュが必要だとは限りません。
ジャンプをして打つと打点が下がり浮いた球になったり、スピードが落ちたりする方もいます。
ご自分のプレースタイルにあわせて、この記事を参考に練習メニューに取り入れていただけると幸いです。
