バドミントンにおいて柔軟性があると無いのでは、歴然の差が生まれてきます。
攻撃力や守備力をパワーアップさせたい方、向けに柔軟性についてレビュー致しましたので、是非、参考にしていただければと思います。
柔軟性とは??
柔軟性とは関節の柔らかさを指します。もっと詳しく言うと、「筋肉の伸び」ということになります。
私たちは普段の日常生活の中で、この柔軟性に頼って暮らしています。
例えば、ベッドから起き上がる、家の中を歩く、トイレに行く、風呂に入るなど、柔軟性が全く無いのであれば、これらを自分ですることはできません。
また、これらの動作ができたとしても、楽にできない場合、痛みが生じてきます。
この痛みがストレスとなり、人間はこのストレスを避けるような生き方を選択しようとします。
しかし、柔軟性を高めるっという視点で考えてみて下さい。
日常生活だけでなく、バドミントンにおいても柔軟性を高めることで、楽にパフォーマンスを発揮(向上)ことができます。
バドミントンで柔軟性を高める5つのメリット
① シャトルスピードアップ!
例えば、ドライブとスマッシュでは、スマッシュの方が速いと、いうまでのことは無いのですが、ドライブはほとんど腕を中心としてスイングします。
しかし、スマッシュは全身の遠心力を使って放つためスピードがドライブよりは速いということになります。
そのため、全身の筋肉が柔らかいほど、スマッシュスピードにも大きな力を与えてくれます。
② 跳躍力アップ!!
跳躍力をつけるためには、筋力も必要ですが、柔軟性が無いとパワーがあっても発揮することはできません。
例えば跳び箱の踏み台には、バネがありますよね。それと同じです。
柔軟性を高めて全身をバネにすれば、少ない筋力で跳躍力もアップします。
③ 守備力アップ?!
ここでの守備力とは、今まで「とれなかった球」を「とることができる」ことです。
皆さん、野球の優れたキャッチャーとファースト選手の特徴をご存知でしょうか。
どちらの選手ともに、仲間が投げたボールをキャッチする機会が多い選手たちです。
彼らにも、柔軟性が求められます。
例えば、他の選手が投げた球を、柔軟性が無いだけで取れそうで取れなかったという場面は、試合の勝ち負けにも影響するといえます。
これはバドミントンも同じだと言えます。シャトル球を取れるようになることで、試合の勝敗にも関わってきます。
④ ミスが減る⁈
「とれない球」について、前述しましたが、少し近い内容です。
シャトルはギリギリとれたけど、体勢が崩れてミスをしてしまいます。
これは、筋肉量が足りないということと同時に、柔軟性にも影響があります。
体勢を崩してしまう場合、自分で怪我をしないような人間の防衛反応として、余計な部位が勝手に動いてしまいます。
例えば、片方の足に何かにつまずいて転ぶ時、もう片方の足や腕などでバランスを整えようとします。
しかし、柔軟性が低いことで、上手くバランスが取れず転んでしまう、高齢者にも多い転び方です。
柔軟性を高めると同時に、バランスも保つことができ、ミスも減るということに繋がります。
⑤ フォームの質が向上する?!
バドミントンは、基礎的なフォームを習得して、誰か憧れの選手のフォームを真似したり自分のオリジナルフォームを作り出して、シャトル打つという方がほとんどだと思います。
また、憧れの選手の真似をしてもそもそも、体格や筋肉量、可動域(柔軟性)など個人で変わるため、スマッシュやレシーブなどの質が逆に落ちてしまう可能性もあります。
しかし、長年バドミントンをしていると、再びフォームを改造することで、それを習得するまでにさらに時間を要することになります。
そこで、今のフォームから最大限のパワーを引き出すためには、「シャトルスピードアップ」と同じ理論にはなりますが、フォームにも良い影響を与えてくれます。
柔軟の方法は??
柔軟性を高めるには、全身の筋肉を柔くすればパフォーマンスは向上します。
ここでは、より効率的にバドミントンが上達できるように、バドで良く使われる筋肉の柔軟性を紹介いたします。
また、各部位によって説明しますが、全てのストレッチは30秒以上行って下さい!
筋トレと違って、筋肉を伸ばすだけなので、ケガなどによる痛みがない場合は3回以上行うと効果的なストレッチとなります。
また、30秒間以上行うことで、筋肉が伸びると医学的に証明されています。
そのため、同じ部位を同じ時間で行うことで、柔軟性を向上することができます。
1、肩関節&肩甲骨
肩関節と肩甲骨は筋肉によって繋がっています。バドミントンの攻撃力としてはもっとも大切な部位です!
両腕を後ろで手を組みます。30秒~40秒×2セット持続し両肩行って下さい。
また、後ろで腕を組めない方はタオルなどを使用して行いましょう。
(※ 肩の治療中、痛みのある方、四十肩・五十肩の方は肩の腱板が損傷する恐れがあるためやめておきましょう。 )
その他はいつも行うようなストレッチです。それぞれ30秒間以上を行うようにしましょう。
2、手首
手首の上げ下げをもう片方の手でしっかりと伸ばして下さい。
肘を曲げた状態と伸ばした状態の両方を30秒~40秒行いましょう。
手首の鍛え方については こちらの記事 を参考にして下さい。
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(※ 腱鞘炎、リウマチなどの持病をお持ちの方はお控えください)
3、体幹
手を頭の後ろで組み、脇腹の筋肉を伸ばします。
これは、スマッシュを打つ時などのストロークに使用される筋肉になります。
30秒~40秒、持続して両脇腹を2セットずつ行いましょう。
体幹の曲げ伸ばし運動です。それぞれ30秒~40秒を2セットずつ行いましょう。
体幹の回旋運動です。腰を痛めないようにゆっくりと回旋させましょう。
これも30秒~40秒ほど2セットずつ行いましょう。
4、股関節
30秒間膝を抱えてお尻の筋肉を伸ばします。そのまま曲げた足の反対側に倒して、太ももの外側の筋肉を伸ばします。これも30秒間です。
足の裏を接地させ上体を前に倒しましょう。30秒~40秒です。
片膝を曲げて体を倒しましょう。無理に体を倒すと、膝などを痛める原因にため、ゆっくりと無理のない範囲で行いましょう。
柔軟性を効率良くできる4つのおすすめアイテム
柔軟運動には、自分で行える範囲を超えることで、効率よく行うことができます。そのため、二人で柔軟運動を行うことが最も効率よく行うことができます。しかし、常に2人で行うことは難しいため、以下のようなアイテムを活用して柔軟性を高めましょう。
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まとめ
柔軟性はいかがでしたでしょうか。バドミントンが上達するだけでなく、怪我も予防してくれます。是非、この記事を参考にして柔軟性を向上してもらえれば幸いです。