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バドミントンにおける瞬発力トレーニング方法!!柔軟性と持久力で効果を発揮

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バド競技歴25年|社会人/ジュニアのクラブ代表|大手スポーツ店協力のもとラケットを実際に累計100本以上試打したものを紹介しています

こちらの記事では、瞬発力について紹介しています。

瞬発力と言えば、脚力や手などの素早い動作が思い浮かびそうですが、バドミントンで必要なフットワークにおける瞬発力について解説致します。

バドミントンでは、初めの一歩を踏み出すスピードが速ければ、シャトルの落下地点に早く入ることができます。

また、早めに落下地点へ入ることで体制を整えることができ、威力のあるスマッシュを打つことも可能です。

そこで、今回はバドミントンにおいて瞬発力を鍛え素早く落下地点へ入ることができるように、トレーニング方法を紹介致します。

 

そもそも瞬発力とは??

辞書で瞬発力と引くと瞬発的に発揮できるバネの力と記載しています。

バドミントンでいう瞬発力とはフットワークにおける初めの一歩のことです。

この一歩が速く、バネのように大きな一歩を踏み出すことができれば、素早いフットワークを可能とします。

しかし、この瞬発力に様々な複雑な要素が含まれています。

例えば、足の筋肉は発達してしているが、脂肪が多いなどの理由によりスピードが落ちてしまう方もいます。

反対に、全身の体脂肪は少ないが足は非力で関節も硬いことでスピードを落としてしまいます。

そこで、瞬発力に必要なトレーニング方法を以下に掲載いたします。

是非、ご覧ください。

 

瞬発力の鍛え方!

方法①

鍛え方としては、簡単です。下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋トレ+柔軟性です。

素早いフットワークを可能とし、跳躍力(ジャンプ力)も同時についてきます。

トレーニング方法は簡単です。

足関節の屈曲と伸展を行うだけです。

筋トレ方法をレベルごとに以下に記載いたします。

ポイント

レベル1.背伸びするように床から踵を上げて3秒止めます。ゆっくりと降ろすことを繰り返します。

レベル2.ダンベルを両手に持ちます。レベル1と同じ動作です。

レベル3.壁の近くに手をかけて下さい。次に片膝を曲げて、片足で床から踵を上げ、ゆっくりと降ろします。

レベル4.壁の近くに片手をかけて下さい。壁側の膝を曲げつつ、反対の手にはダンベルをもち、床から踵を上げて、ゆっくりと降ろします。

回数は個人差があります。目安としては、20回を3セットです。

※ 体重によってはアキレス腱などの損傷を伴う場合もありますので、くれぐれも無理のない運動を行いましょう。

また、筋トレ前にはストレッチは必ず行いましょう。

この筋肉はアキレス健と呼ばれる腱が付いています。

そのため、アキレス腱を伸ばす運動を行うようにしましょう。

無理のないように、ご自分のできる範囲でトレーニングを行うことが大切です。

 

方法②

前述しましたが、バドミントンでは、体力を必要とします。この体力とは、持久力のことを指します。

筋肉には、赤筋と白筋という2種類の筋肉に分けられます。

赤筋は主に持久力に、白筋は主に瞬発力に働きます。

瞬発力を鍛えたいのであれば、白筋だけ鍛えとけば良いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、これが落とし穴になります。

バドミントンでは、公式試合になると21点3ゲームをしなくてはなりません。

筋力トレーニングだけをした選手がこの21点3ゲームをすると、息切れすると同時にもともとあった瞬発力も低下してしまいます。

また、集中力も欠けて、前半に点数は取れるものの、後半は体力負けということにもなりかねません。

そのため、瞬発力を鍛えることと同時に持久力も鍛えることをおすすめします。

 

間違ったトレーニング方法??

 

基本的に、健常者が間違ったトレーニング方法をしていることは、ほとんどありません。

トレーニングを行うことで、瞬発力だけではなく体幹が安定したり、スマッシュが速くなったりなどのトレーニングをすることで多くのメリットがあります。

ここでの間違ったトレーニング方法とは、頻度と期間です。

例えば、ボディービルダーの方はもの凄く筋肉が発達しています。

しかし、バドミントンにはボディビルダーのような筋肉は適していません。

これは、筋肉量によって重さもあり持久力にも適していないためです。

すぐに、ボディビルダーのような筋肉にはなれませんが、トレーニングの頻度や期間(数年)によりボディビルダーに近づくことになり、バドミントンでは、動きにくい体になるでしょう。

しかし、筋力トレーニングすることは大切ですので、瞬発力をつけたい方はしっかりとバネのある筋力をつけましょう。

 

瞬発力だけでは意味がない??

前述したように、バドミントンでは持久力も必要になってきます。

人は体力が無くなると、全身の筋肉が脱力したような感覚になり、走る速度が落ちるだけでは無く握力も低下します。

そのため、最低でも21点を息切れしない程度の体力は必要になります。

バドミントンで体力をつけるための一番の近道は1500m走などの中距離を走れるようになることです。

しかし、中・高校生みたいに走れる一般の社会人は、ほとんどいないと思います。

そこで、少しでもバドミントンをしている方が、瞬発力に必要な要素をつけるためには呼吸筋を鍛えることが大切です。

この呼吸筋は体幹トレーニングで十分に効果を発揮します。

ジョギングが苦手という方は、体幹トレーニングを行い呼吸を楽にさせて苦しくないバドミントンができるような体力をつけましょう。

 

まとめ

バドミントンで瞬発力については、瞬発的に必要な筋力と持久力が同時に作用することで、力を発揮します。

フットワークにスピードをつけたい

方はこちらの記事を参考にして頂ければ幸いです。

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