シャフト/フレームが硬いラケットはスマッシュやドライブなどのインパクトを与えやすく、速い展開を好むプレイヤーにおすすめです。
こちらのコンテンツでは、シャフトの硬いラケットをメーカーごとに分けて紹介します。
また、各メーカーの中でもシャフトが硬い順に厳選しています。
1つのラケットに詳細(レビュー記事)を貼っていますので、気になるラケットを見つけ次第、是非そちらもご覧ください。
ヨネックスの硬さランキング!
上記の画像はラケットのスペック表です。
右側に位置するラケットはシャフトが硬いラケットで、上はヘッドヘビーのラケット・下はヘッドライトのラケットになります。
このスペック表をもとに以下にランキングを付けています。
1位.ナノフレア1000Z(YONEX)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドライト寄りのイーブン
重さ:3U、4U
スマッシュ速度がギネス記録に認定されたラケットです。
振り抜きやすくシャフトが硬いため、インパクトのあるスマッシュやドライブを放てるラケットです。
強力なスマッシュを打ちつつ、レシーブもしっかりしたい上級者におすすめのラケットになります。
2位.アストロクス100ZZ(YONEX)
多くの日本代表選手が使用しているラケットです。
硬さ・重いヘッドを組み合わせ振り抜きも良く、前衛と後衛タイプのオールラウンドに扱いやすいラケットで、とても人気となっています。
【使用選手】
山口 茜選手3U(再春館製薬所)、永原和可那選手4U(北都銀行)、松居圭一郎4U(日立情報エンジニアリング)、竹內義憲(日立情報エンジニアリング)、齋藤太一4U(NTT東日本)、古賀輝3U(NTT東日本)
3位.ナノフレア800PRO(YONEX)
正確なコントロールショットを放ちやすく、レシーブもしやすいラケットです。
ラケットの面が安定しブレを抑えて思い描くようなショットを放ちやすくなります。
ダブルス前衛に入る機会の多い方にもおすすめです。
4位.アストロクス88PRO(YONEX)
従来のアストロクスシリーズよりシャフト穴を広げ、抵抗を軽くし振り抜きの良さを実現しています。
スマッシュだけではなくドライブにも強いラケットです。
【使用選手】
園田啓悟コーチ(東京五輪代表)、金子祐希樹選手(BIPROGY)、福島由紀選手(丸杉)
5位.アストロクス88Dツアー(YONEX)
アストロクス88Dプロとスペックはほとんど同じです。
88Dツアーの方が価格帯が安くなっています。
以下の詳細リンクにアストロクス88Dプロと88Dツアーの違いを記載しています。
気になる方は以下リンクをご覧ください。
6位.アストロクス99PRO(YONEX)
シングルスプレイヤーに人気のラケットで、振り抜きの良さとヘッドヘビーという機能により、高い打点から鋭いスマッシュを放つことができます。
桃田 賢斗選手・奈良岡攻大選手が愛用しているラケットです。
7位.アークセイバー11PRO(YONEX)
振り抜きが良くダブルスで扱いやすい操作性の高いラケットです。
海外のプロ選手や日本の実業団選手も愛用し、正確なショットを放ちつつインパクトのあるショットを放ち、振り抜きも良いためレシーブしやすいラケットです。
ゴーセンの硬さランキング!
ゴーセンバドミントンラケットのスペック表です。
右側に位置するほど硬いラケットです。以下に硬さランキングと共にラケットを紹介しています。
1位:グラビタス9.5SX(GOSEN)
上級者や中級者に向けたラケットです。
インパクトのあるスマッシュを放ちレシーブしやすいラケットです。
攻撃や守備の5:5の割合の試合展開をしたいというかたにおすすめします。
2位:グラビタス8.5SX(GOSEN)
グラビタス9.5SXとほとんど変わりはありませんが、ヘッドバランスやフレームの面積が若干異なります。
硬さ・振り抜きの良さ、重いヘッドを組み合わせダブルスの前衛と後衛タイプやシングルスプレイヤーオールラウンドに扱いやすいラケットです。
特に伸びのあるドライブやスマッシュを放ちやすく相手を奥に追い詰めることができ、ヘッドヘビー特有の角度のあるスマッシュを放ちやすいラケットです。
3位:インフェルノレイド3U(GOSEN)
ラケットのシャフトが硬くバランスもヘッドヘビーのラケットとなります。
速いスマッシュやドライブを打ち攻撃的な展開をされたい方におすすめです。
インフェルノレイドは3U5と4U6の2つの異なる重さラケットに分かれます。
この重さによってスペックが異なるため選択される時は注意が必要です。
ご購入前に必ずスペックをチェックした上でお買い求め下さい。
ミズノ硬さランキング!
1位:アクロスピード1アクセル(MIZUNO)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドライト
重さ:4U(83g)
アクロスピードの中で最もシャトルにインパクトを与えやすいラケットです。
シャフトも硬く高速ドライブやスマッシュにスピードをつけやすく、ダブルス等で速い展開をしたいという方におすすめのラケットです。
2位:アクロスピード1フォーカス(MIZUNO)
シャフト:硬い
バランス:イーブン
重さ:4U(83g)
アクロスピードの中でも硬く攻撃面に特化したラケットです。
シャトルにインパクトを与えやすく、スマッシュスピードを最大限に引き出してくれるラケットとなります。
3位フォルティウス11クイック(MIZUNO)
シャフト:硬い
バランス:トップヘビー
重さ: 4U
角度をつけたスマッシュとレシーブもしやすいラケットです。
フォルティウス10クイックから進化し、フレームに硬さを加え、シャトルにエネルギーを伝えやすい素材を搭載することで、攻撃力に力をつけました。
ウィルソン硬さランキング!
1位:ブレイズSX8800J(Wilson)
2位:ブレイズSX8000J(Wilson)
3位:ブレイズSX9000(Wilson)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドヘビー
重さ(グリップサイズ):6U (73.0g±2g)
中級者〜上級者向け。
かなり軽いラケットです。
操作性が高く、レシーブやドライブなど速い展開に強いラケットとなります。
※ブレイズシリーズは操作性を重視しています。
シャフト/フレームが硬いラケットのメリット!
シャフトやフレームが硬いとシャトルにエネルギーを伝えやすくなります。
・スマッシュが速くなる
・クリアが飛ぶ
・ドライブが速い
以上のようなメリットを生み出します。
また、ガット(ストリング)を硬く張ることによってさらにスピードを上げることも可能とします。
バドミントンの上級者になればスピードがないと簡単にレシーブされてしまうため、ガットを30ポンド以上に張る方も多くおられます。
そのため、スピードを上げたいというプレイヤーにはシャフト/フレームが硬いラケットをおすすめします。
シャフト/フレームが硬いデメリット…
シャフトやフレームが硬いデメリットはスウィートスポットの狭さです。
上記の図のようにシャフト/フレーム・ガットが柔らかいと左側のようにスポットは広くなります。
反対にシャフト/フレーム・ガットが硬いと右側のようにスポットは狭くなります。
スポットが狭いことのデメリットは以下の通りです。
・ミスが増える
・コントロールが難しい
以上のようにスポットが狭くなるため、ミスが増えコントロールも難しくなります。
しかし、バドミントンが上達するためにはラケットを硬くしなければ次のステップを目指すことが難しくなります。
次のステップを目指したいという方は硬いラケットを使用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
フレーム/シャフト・ガットが硬いことによってシャトルにインパクトを与えることができます。
次のステップを目指したい方は硬いラケットに変更してみてはいかがでしょうか。
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