人気であったアストロクス100ZZは現在、製造販売されていません。
そのモデルとしたアストロクス100ツアーを紹介いたします。
日本A代表選手が愛用し人気のあるラケットとなります。
ぜひ、ご覧ください。
アストロクス100ツアーをレビュー
アストロクス100ツアーの価格
アストロクス100ツアーのヘッドバランス
アストロクス100ツアーはヘッドヘビーのラケットです。
重心がラケットのヘッド部分に位置しており、遠心力と振り抜く力によってシャトルにインパクトを与えます。
フレーム/シャフトの硬さor柔らかさ
アストロクス100ツアーは物凄く硬さのあるラケットです。
シャフトが硬い・柔らかいとプレーにどのような差が生まれるのか、以下の表をご参照下さい。
スマッシュ | ドライブ | クリア | コントロール | |
シャフト柔い | 弱い | 弱い | 強い | 簡単 |
シャフト硬い | 強い | 強い | 弱い | 難しい |
※ クリアはシャフトの柔らかさ+ガットのテンションを高くすることによって、強く飛びやすいクリアになります。
ラケットの重さ・グリップの太さ
U=重さ
G=グリップの太さ
4U5G、4U6G
3U4G、3U5G、3U6G
上記の5種類の重さとグリップの太さから選ぶことができます。
ここに注意
特に4U6Gは人気になることが予想されます。
4U6Gのご購入を希望される方は、発売前の予約(楽天市場等)を入れておくことをおすすめします。
【ラケット重さ基準】
2U | 重い | 90g〜95g |
3U | 少し重い | 85g〜89g |
4U | 普通 | 80g〜84g |
5U | 軽い | 75g〜79g |
6U | 超軽い | 70g〜74g |
2F | 最上級に軽い | 65g〜69g |
スマッシュにインパクトを加えたい方は3Uを選択し、素早いラケットワークも求めたいという方は4Uを選択して下さい。
アストロクス100ツアーにおすすめのガット
ヨネックスがアストロクス100ツアーの使用者におすすめしているガットは以下の通りです。
推奨張力→4U:20-28(lbs)、3U:21-29(lbs)
【ハードヒッター】
【コントロールプレイヤー】
アストロクス100ツアーの機能
"しなり"でインパクトを与える
シャフトは硬いとシャトルにインパクトを与えることができません。
例えば、"しなる" 釣り竿と鉄のように硬い釣り竿を使用した場合、"しなる” 釣り竿の方が、針につけた餌を遠くに飛ばすことができます。
この素材(Nmad)も同じような原理で、"しなり" から強烈なスマッシュやドライブを可能とします。
ブレない安定したショット!
フレームとシャフトを繋ぎ合わせる部位に特殊な素材(新T型内臓ジョイント)を使用し、ラケット面の安定性を作ります。
ラケットがブレにくいため、正確なコントロールショットを放ちやすいラケットとなりました。
アストロクス100ツアーをおすすめする人
連続スマッシュを放ちたい
上述したようにアストロクス100ツアーのスマッシュが速くなる要素を以下にまとめました。
ポイント
・トップヘビーラケット
・硬いシャフト
・幅広い芯で捉えることができる
・”しなり”によって遠心力に変えることができる
以上のように、スマッシュに力を入れたい方にとって必要な要素全てを取り入れているラケットです。
また、高い打点から正確なショットも放てるという利点から、威力のあるカットスマッシュも放つことができます。
力強いドライブを放ちたい
アストロクスツアーを振り切る力があると、力強いドライブを放つことができます。
シャトルスピードが速いドライブでは、相手に甘い球をあげさせたり、ミスを誘うことにも繋げることができます。
シングルスプレイヤーにもおすすめ
女子の世界ランク1位の山口 茜選手はアストロクス100ZZを愛用しています。
アストロクス100ツアーもここぞというときに、鋭いスマッシュを放ち、強いドライブにも押し負けない振り抜きの良いラケットとなります。
製造国を気にしない
アストロクス100ZZの製造は日本でしたが、アストロクス100ツアーは台湾製となります。
日本では厳しい検品に合格した物が店頭に並んでいます。
そのため、塗装等の剥がれや劣化が少なく綺麗な状態を維持しやすくなります。
一方、海外製のラケットは一定の検品に合格し、強度は日本製とは変わらないものの、劣化が早くなる場合もあります。
ラケットを大切に扱い、グロメット等を交換するなど定期的にメンテナンス等を行なえる方におすすめします。
アストロクス100Z Zの使用デメリット
レシーブのコントロールが難しい
トップヘビーラケットで”しなり”があると強いドライブやスマッシュが放てる反面、コントロールが難しくなります。
また、シャフトが物凄く硬いため球持ちも悪くレシーブ時のコントロールが難しくなります。
そのため、このラケットを扱う方は中級者以上の方におすすめします
アストロクス100ZZ/アストロクス100ツアーの比較
上記画像はラケットセレクターと呼ばれる、ヨネックスが公式で出しているラケットのスペック表です。
画像の右上をご覧ください。
アストロクス100ZZとアストロクス100ツアーのヘッドバランスとシャフトやフレームの硬さは同じです。
異なる点を以下の表にまとめました。
アストロクス100ZZ | アストロクス100ツアー | |
素材 | 高弾性カーボンフレーム+Namd+タングステン+ブラックマイクロコア+ナノメトリック
高弾性カーボンシャフト+Namd 新内蔵T型ジョイント |
高弾性カーボン+ナノメッシュネオ+タングステン
高弾性カーボン+Namd? 新内蔵T型ジョイント |
原産国 | 日本 | 台湾 |
ヨネックス公式価格 | ¥ 35,200 (税込) | ¥ 30,800 (税込) |
アストロクス100ZZとアストロクス100ツアーの違いはフレーム部分の素材がやや異なる点です。
アストロクス100ZZは多くの素材と良質な組み合わせにより、操作性とシャトルへエネルギーを伝えるインパクトが持ち味でした。
一方、アストロクス100ツアーのフレームは素材こそ少ないものの他の素材を使用し、100ZZの使用感に近づけ、安価で購入できる点です。
この素材により、大きくプレーが変わることはありませんが、力の入れ方等に若干の違いがあるかもしれません。
皆んなのレビュー・口コミ!
0 レビュー ( 0 out of 0 )
まとめ
アストロクス100ツアーはいかがでしたか。
アストロクス100ZZよりも安価で購入でき、スペックとしてもほとんど変わらないというラケットです。
ダブルスにおけるの連続スマッシュやドライブ等で攻めたい方、シングルス等で扱いたい方におすすめとなります。
その他のおすすめラケット