フォア面とバック面で攻撃や防御を強化できるデュオラ6についてレビューいたします。
デュオラ6は初心者向けのラケットです。
デュオラシリーズでスマッシュやドライブを強化したい方はデュオラ10またはデュオラZストライクがおすすめです。
デュオラ6をレビュー!
デュオラ6の価格
デュオラ6のヘッドバランス
ヨネックス公式では、ヘッドバランスの記載はありませんが、レビュー評価を確認するとややヘッドヘビーラケットです
そのため、以下の図のような箇所はラケットの芯になります。芯でシャトルをとらえると、力強いショットを放つことができます。
シャフトの硬さor柔らかさ
デュオラ6のシャフトは柔らかさのあるラケットです。
また、デュオラシリーズでは、AERO(エアロ)形状とBOX(ボックス)形状に分かれます。
エアロ形状はバック面でボックス形状はフォア面と使い分ける必要があります。
シャフトが硬い・柔らかいとプレーにどのような差が生まれるのか、以下の表をご参照下さい。
スマホは右にスクロールできます→
スマッシュ | ドライブ | クリア | コントロール | |
シャフト柔い | 弱い | 弱い | 強い | 簡単 |
シャフト硬い | 強い | 強い | 弱い | 難しい |
デュオラ6の重さ
4U(平均83g)
ガットの推進張力は17~22(l bs)
ラケット重さ基準(※ラケットのグリップ先端に記載されていることが多い)
※下にスクロールできます⬇︎⬇︎
2U=重い→90g〜95g
3U=普通→85g〜89g
4U=やや軽い→80g〜84g
5U=軽い→75g〜79g
6U=超軽い⇨70g〜74g
2F=最も軽い⇨65g〜69g
デュオラ6におすすめのガット
【ハードヒッター】
【コントロール重視】
デュオラ6の機能
幅広い芯で打てる構造

ガットテンションを高く貼るとスウィートスポットは狭くなりますが、均等に貼ることで、ラケットの芯で捉えやすく、スマッシュ等にもパワーを加えることができます。
衝撃吸収!

ラケットの衝撃を吸収することで、腕の負担を軽減します。また、連続ドライブなどブレないことからコントロールにも適しています。
フォア面とバック面で使い分ける構造

バック面(エアロ形状)では振り遅れることが無いように、空気抵抗を抑え相手の速いスマッシュにも対応できるような振り抜きの良さを搭載しています。
素材を強化
粘り強さ | 反発 | 衝撃強度 | |
ナノメトリック | 115 | 118 | 117 |
従来のカーボン | 100 | 100 | 100 |

デュオラ6の使用メリット
クリアが飛ぶ
シャフトが柔らかいため飛びやすく、上述したようにスウィートスポットも広いため、若干芯から外れても飛ばすことができます。
さらに、ラケットの重心が先端に置かれているトップヘビーラケットという利点から、遠心力もつけることができるため、クリアが飛ぶということになります。
コントロールしやすい
シャフトが柔らかいとコントロールしやすくなります。
さらに、ラケットの重さを3つに分けられているため、ラケットのブレが少なく狙った所にコントロールしやすくなります。
デュオラ6の使用デメリット
スマッシュやドライブには弱い
威力のある連続スマッシュを打ちたいという方には不向きなラケットです。
シャフトが柔らかいため、一般男子選手のような力強いスマッシュは放つことは難しくなります。

しかし、スマッシュスピードは遅くても、コースを使い分けることで、相手を攻めることができます。
また、攻撃型のラケットは重く硬いラケットが多いため、振りきる力がないと扱うことができません。
そのため、レディースやジュニア向けのコンセプトで作られているデュオラ6は非力な方でも、能力に応じた力強いスマッシュを打てるように作られています。
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