近年、地球温暖化の影響により、気温が上昇し熱中症で搬送される方が増えています。
バドミントンでも熱中症で搬送される方は多く、試合の大会を行う運営者やクラブ活動のリーダーは対策を行わなくてはいけません。
また、個人でも熱中症に気をつける対策が必要です。
そこで、熱中症対策に必要な設備やグッズを紹介いたします。
ご自身や大切な方を守るため、夏の暑い日にバドミントンをされる場合は是非揃えておきたい物を以下に紹介します。
個人で対策用!
叩いて冷える!
このパックを拳で軽く叩くと5分〜10分程度、冷たくなります。
冷やしたい箇所にパックを当てて体を熱を冷ますことが可能です。
また、クーラーボックスなどに入れておく必要もなく使用したい時に叩くと冷ましてくれます。
ハンディファン
面積が小さいため直ぐに冷えるという物ではありませんが、体に当て続けることによって体内に蓄積された熱を冷ましてくれます。
冷却プレート有りと冷却プレート無しがありますが、体育館にクーラーを設置していない場所でバドミントンを行う場合は、冷却プレート有りの方をおすすめします。
クールネックリング
首を常に冷やすことで全身の血液を冷ましてくれるアイテムです。
首に掛けておくだけのため、バドミントンを行っていない時は常に身につけることができます。
ネッククーラー
こちらも首掛け用のタイプですが、練習や試合などで身につけている方を時々見かけます。
冷気とファンによって体温の上昇を抑えてくれるアイテムです。
運営・クラブ代表用の対策!
6月に入ると急激に暑さが増し熱中症で搬送される方が急激に増え出します。
試合時の運営者やクラブ活動時の代表者は参加する方全ての方に熱中症にならないための対策が必要です。
そこで、どのような対策をすべきか具体的に以下に記載します。
クーラー付きの体育館を使用
35°を超える時期で試合の運営をを行う場合はクーラーを付きの体育館を選択することが大切です。
時々、クーラー付きの体育館でクーラーを付けずに運営していることもありますが、これはとても危険な行為になります。
1時間1万円ほどと高く付きますが、熱中症の方を出さないために必要な設備投資です。
最悪の場合を想定
熱中症で気分の悪い方が出た場合は直ぐに体を冷ます行動が大切です。
ひどい場合は救急車を呼ばないとその方の生命の危機に関わる自体となります。
しかし、直ぐに救急車が来るわけでもありませんし、その方が回復するのを見守り続けるわけにもいきません。
そこで、最近登場した、熱中症応急処置用アイスバス(P-PEC)を用意してみてはいかがでしょうか。
夏に行う大会は誰が熱中症になってもおかしくありません。
大会主催者側で用意しておくことによって、事故を未然に防ぐことができます。
まとめ
以上で熱中症対策グッズの紹介を終わります。
今回は体を冷ます道具の紹介でしたが、基本的に適切な食事や水分を摂取することで熱中症はなりにくいと言われています。
水分や塩分は自ら心がけて摂取し事故のないバドミントンをお楽しみください。