コチラのコンテンツでは、中級者〜上級者に向けてダブルス後衛にて扱いやすいラケットを紹介致します。
初級者に関しては「初級者におすすめラケット」をご参照下さい。
後衛の役割として、コート奥から相手コートへスマッシュやドロップ、カットなどを放ち、前衛に決めてもらうため、相手に甘い球を上げさせることです。
また、スマッシュが早ければ速いほど相手はレシーブしにくく、スマッシュを主体としたゲーム展開をしたい方に向けた、後衛で扱いやすいラケットを以下に紹介致します。
目次
ダブルス後衛で扱いやすいラケットとは
ヘッドヘビー(重心がフレーム上)で重さも2U・3U(85g〜95g)のラケットを選ぶことです。
ラケットの重心、シャフト、重さなど分からない方は「コチラをご参照下さい」
シャフト(打球感)の硬さによって初心者、中級者、上級者と使用時のコンセプトが異なるため、ご自身のプレーにあうシャフト(打球感)を選ぶことが大切です。
ポイント

シャフトが硬い・柔らかいとプレーにどのような差が生まれるのか、以下の表をご参照下さい。
スマホは右にスクロールできます→
スマッシュ | ドライブ | クリア | コントロール | |
シャフト柔い | 弱い | 弱い | 強い | 簡単 |
シャフト硬い | 強い | 強い | 弱い | 難しい |
ダブルス後衛型ラケットのメリット!
シャフトが硬く、ヘッドヘビーで重さのあるラケットを振り切る力があると、物凄い角度のあるスマッシュを放つことができます。
さらに、ガットテンションを高く貼ることでスマッシュの威力も上げることができます。
ダブルスで後衛から決めることは難しいのですが、速い球であれば、相手のレシーブも甘く前衛に決めてもらうきっかけを作ることができます。
ダブルス後衛型ラケットのデメリット!
ヘッドヘビーラケットは重心がラケットの頭にあるため、重く感じやすく、トップライトと比較し振りおくれたりもします。
そのため、素早い対応が必要になる前衛では、扱いにくく、前衛に入ることが多い方にとってはやや不向きなラケットです。
ダブルス後衛型おすすめラケット7選!
1.アストロクス77(ヨネックス)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドヘビー
重さ:3U、4U
ポイント
重く感じるというレビューも良く見かけます。その分、振り抜くことができると強力なスマッシュを放つことができます。
山口 茜選手が愛用しているラケットです。
2.アストロクス99PRO(ヨネックス)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドヘビー
重さ:3U、4U
ポイント
振り抜きの良さとヘッドヘビーという利点によって、高い打点から鋭いスマッシュを放つことができます。
桃田 賢斗選手が愛用しているラケットです。
3.アストロクス100ZZ(ヨネックス)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドヘビー
重さ:3U、4U
ポイント
アストロクス77よりは軽く感じてしまうというレビューも見かけました。
そのため、パワーヒッターには物足りなさを感じるかもしれません。
現在は使用していませんが、ビクターアントンセン選手や桃田賢斗選手も使用していました。
4.アストロクス88D PRO(ヨネックス)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドヘビー
重さ:3U、4U
ポイント
従来のアストロクスシリーズよりシャフト穴を広げ、抵抗を軽くし振り抜きの良さを実現しています。
スマッシュだけではなくドライブにも強く、このラケットは、低空ドライブで有名な園田啓悟選手(東京五輪代表)が愛用しています。
5.デュオラZストライク(ヨネックス)
シャフト:硬い
バランス:ややヘッドヘビー
重さ:2U、3U
ポイント
2Uや3Uという特徴から、振り抜く力が必要になります。
しかし、ラケットを振り抜く力があれば、重く速いスマッシュを放つことができ相手のレシーブを封じてしまうラケットです。
これは日本の男子ダブルストップ選手である小林優吾選手が愛用しています。
6.フォルティウス11 POWER(ミズノ)
シャフト:硬い
バランス:トップヘビー
重さ: 4U
ポイント
2021年12月に発売されたフォルティウスシリーズの新型ラケットです。
フォルティウス11クイックと比較するとシャフトが硬く重心位置も高めです。
そのため、攻撃力に力を入れたい方は11パワーをおすすめします。
7.フォルティウス10 POWER(ミズノ)
シャフト:硬い
バランス:ヘッドヘビー
重さ:4U
ポイント
上級者向けに連続スマッシュを打ち続けたい方におすすめのラケットです。
スマッシュスピードはもちろんのこと、シャトルを沈めこむこと=いわゆる角度を付けたスマッシュを打つことができます。フォルティウス10クイックに引き続き、超攻撃型のラケットです。